真田丸の草刈正雄の演技はマニア向け?第10話視聴率と視聴率推移 [芸能]
草刈正雄さんの真田丸での演技が評判になっている様ですが、ストーリーが難解でややマニアックな感じが出ていると思います。その辺りと第10回視聴率について記載してみようと思います。
真田丸の前半の主人公とも云える真田昌幸。真田幸村にも勝るとも劣らない知謀の持ち主、と云われている。草刈正雄さんの演技が評判を呼んでいる。
NHK大河ドラマ「真田丸」で、真田幸村(信繁)の父、昌幸を演じる草刈正雄(63)が好評だ。戦国の有力大名に囲まれながら、はざまを生きていくしたたかさを巧みに演じている。
(出所:日刊スポーツ)
そんな草刈正雄の好演とは裏腹に、視聴率はやや苦戦気味である。
そこをどう考えるのか?掘り下げてみた。
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第8回「調略」・第9回「駆引」は特に圧巻だった。北条・徳川・上杉の大大名を相手に、知略で応戦する様に引き込まれたのは、私だけではないはずだ。あの回で草刈正雄の評判は大きく伸びたに違いない。
しかし、あの2回は戦国時代が大好きな私でも難易度が高かった。最後に種明かしをしてくれるが、それで「ああそうか」と思えた人間がどれだけ居たか。また、あの様な或る意味推理小説的な構成を大河ドラマ視聴者が求めているのか?というとかなり疑問である。
2010年の大河ドラマ、龍馬伝は平均視聴率が18%と高い一方で、話も解りやすかった。
恐らく福山雅治ファンの10代女性を取り込み、そして惹き付けるという目的から、ストーリーをテンポの良いものにしたのが視聴率の良さに繋がったのだろう。福山雅治の演技・存在もそれに非常に良く合っていた。
一方、真田丸はどうだろう。確かに、戦国時代特有の策略・知略は一部のマニア層を虜にする。しかし話は自然と難解になるため、この時代を良く知らない人や軽いトーンで見始めた人は理解することが難しい。これが大河ドラマでなかったなら、「戦国時代特有の知略・戦略を緻密に描写した」ドラマとして一定の評価はされたかもしれない。しかし、大河ドラマは20%近くの視聴率を獲得するドラマであるため、幅広い層の視聴者に理解して貰える様な構成も必要となる。三谷幸喜監督の高いレベルでの舵取りが要求される。
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これまでの視聴率推移は以下の通り。
第1回 1/10 19.9% 第2回 1/17 20.1% 第3回 1/24 18.3% 第4回 1/31 17.8% 第5回 2/7 19.0% 第6回 2/14 16.9% 第7回 2/21 17.4% 第8回 2/28 17.1% 第9回 3/6 16.6%
高いレベルではあるが、若干下落傾向という感は否めない。
明日3/13放送の第10回は16.3%と予想する。基本、第9回と同程度ではあるが、フジテレビが「日曜ファミリアさんまの東大方程式」という気合いの入った番組を用意しているため、若干の下落とした。
若干ネガティブなことを記載したが、私はこのドラマを非常に楽しく見させて貰っている。三谷幸喜監督には是非頑張ってもらいたい。
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