真田丸第５回「窮地」感想 徳川家康の描写が正しくない！！

最近、日曜の夜が大変忙しく、

一日遅れになってしまいましたが、

真田丸第５回「窮地」の感想を書こうと思います。

ずーっと楽しく視てきましたが、、、

今回は徳川家康の描写を歪めすぎではないか？？

と感じずにはいられませんでした！！


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徳川家康はこんなに情けなくない！！

今回の見所は、第六天魔王織田信長の死、

真田昌幸と上杉景勝の駆け引き、

そして徳川家康の三河への逃亡、と云った所だと思います。

ストーリー的には面白い所かな、と予想してました。

しかし、しかしです。

徳川家康の描写を余りにも歪めすぎていて、

途中から失意の余り興味半減してしまいました。



徳川家康は織田信長と会うべく、京を目指していましたが、

本能寺の変を知り、急いで伊賀の国を抜け、

自国の三河に帰ろうと試みます。

落ち武者狩りや功名目当ての地侍らの襲撃に遭いますが、

からくも逃げ切る、という所までは史実と合っているかと思います。

しかしどんなに窮地に立たされても、

家康はこんな情けない表情を浮かべる様な人物では無かったはずです。


確かに家康は要所要所では臆病過ぎるほど臆病で、

信長に息子を殺せと云われたら殺した程、

絶対服従して来ました。

しかしそれは自国の安堵や時機を窺う等の大きな目的のために

やった行為であり、家康が本質的に情けない人間で

あることを意味するものではありません。

現に、武田信玄とは敢えて戦わなくても良い状況の中で、

武田信玄に対して敢えて戦を挑むなど、勇気ある一面を見せています。


三谷幸喜監督は、恐らくクライマックスの大坂夏の陣で

寡兵でも策略を駆使し勇敢に闘う幸村と戦場を逃げ回る臆病な家康、

という構図を作りたいがために、家康が情けなく逃げるシーンを取り入れた

のではないか？と考えます。

でも、それって正しいですか？？

大河ドラマなんですから。王道で行きましょう。

視聴率を期待されていることも解ってます。

でも三谷監督、敢えて王道で行って下さい！！

コメント 2

確かに家康は狡猾な武将で、真田丸のような情けない姿は今まで見た事がありませんね。

天地人や軍師官兵衛の時はもっと腹黒かった。
by TJ (2016-02-23 15:17) 

この情けない臆病なヘタレ家康がどうやって天下を握っていくのかという点で今後が楽しみではあります
by NO NAME (2016-02-29 20:34)